外出先で赤ちゃんや子どもの泣き声にイライラしない方法
こんにちは、クアッドです。
こんな記事を読みました。結構燃えてました。
これって結構色んなところで、みんなが話題にすることですよね。
記事に対する僕の感想
正直、はてブで激おこな方々とあんまり変わらない意見です。
率直に言って不寛容だなと思いました。
僕自身も子どもはいませんが、それにしても子育てする親や子どもに対する想像力に欠けています。赤ちゃんを連れて外出するのって、親の欲望だけが理由でしょうか?
僕の妹は二人の子どもの子育て中ですが、子どもを最優先にしているのは明らかです。
大多数の親も同じではないでしょうか?
確かに生まれて間もない新生児を、気軽に外に連れ出していたら、オイオイ・・・と思います。
ですが、この記事で言及されている「赤ちゃん」ってもっと広範囲な月齢を指しているように思われます。(記事のタイトルは生後数ヶ月と書かれていますが)なんなら1歳以降の幼児だった場合でも、同じことを思うのではないでしょうか?
また、記事前半部では炎天下で連れ回される赤ちゃんが可哀想だという趣旨で書かれていますが、その後で電車の中で泣き声が迷惑だから、デッキに連れて行けばいいと書かれていて、???ってなりました。
不安定な走行中の電車の中で、赤ちゃんを抱いて移動し、泣き止むまで立っておくって、それは危険だから赤ちゃん可哀想ですよね?
結局は、「ガキの泣き声耳障り。」と言う吐き捨てと変わらないと、取られてしまいかねない記事だと思います。
じゃあお前は子どもの泣き声になんとも思わないのかよ?
僕は子どもが好きな方だと自分で思いますし、幼い二人の甥の成長を見ていたこともあり割と寛容な方だと思います。
でも、赤ちゃんや子どもが外出先でギャン泣きしていたら、かなり心がざわつきます。
気になってしかたないし、心かき乱されます。
でもそれって一瞬のことです。
その後はニコニコして、赤ちゃんを見ていることが出来ます。(気持ち悪かったら親御さんすいません。)
むしろ人が多いとこだと、誰かがキツく文句を言うんじゃないかと、そっちの方が気になります。
外出先で赤ちゃんの泣き声が耳についた時の対処法
さて、どのようにすれば、どんな時も赤ちゃんの泣き声に寛容でいられるのでしょうか。
まず、大前提として「子どもは泣くのが仕事」です。
これは上記の記事の筆者も記事内で言及しています。
親の庇護を受けることで命を繋ぐんだから、もう泣いて注意を引きつけるのは生きるためにやっていること。
だから、外出先で泣いちゃうのは仕方ない。
赤ちゃんにとっては、仕方のないこと。こう思うことは大前提。
自分の中の母性が刺激されているんだと思おう
そもそも、なんで赤ちゃんの泣き声ってあんなに耳につくんでしょうか?
周りを気にせず音量MAXで泣くからでしょうか?
実はそれだけではありません。
繰り返しになりますが、赤ちゃんは親の庇護を受けないと生きていくことができません。
自分に生じた不快、生理的欲求、 恐怖などを親に伝えて、お世話をしてもらう必要があります。もちろん言語化できませんから、泣くしかないんです。
なので赤ちゃんの泣き声は、母親にいち早く対処行動をとらせるため、母親の焦燥感を煽るようにできています。
正確に言うと、母親の脳は赤ちゃんの泣き声を聞くとある意味イライラするようにできています。
つまり人間の脳に組み込まれた母性の仕組みです。
母性というのは、子どもを産んだ女性だけが持つものではなく、男性にも母性的な部分あります。(逆に言うと女性も父性を持っています。)
赤ちゃんの泣き声にイライラするのは、単にうるさくて電車の中で休めないとか、食事中の会話の邪魔だとかいうだけではなく、その人の母性がそうさせているわけです。
なので僕は赤ちゃんの泣き声が気になったとき、自分の中の母性が刺激されてるんだなーと思うようにしています。
気持ち悪いですかね?笑
でもこうすることで自分の感情に客観的に目を向けることができ、落ち着くことが出来る気がしませんか?
何で泣いているのか推理してみよう
赤ちゃんが泣く理由って様々ですよね。
母親はだんだんと我が子の泣き方で、泣いてる理由が分かるようになるといいますが、他人である僕たちにはさっぱりです。
その泣いてる理由を考えてみるゲームをしてみましょう。
僕はよく、(あのガキん子何で泣いてんのかなー、お腹空いてんのかな?眠いんかな?)とか考えてみるようにしています。
んで、その後赤ちゃんが寝たとしたら、ほーん。眠かったんかーと答え合わせします。
あ・・・またしても気持ち悪いですか?すいません・・・
僕の脳内だけでやっている遊びのようなものなので勘弁して下さい。
でもこうすることで、「赤ちゃんの泣き声」から「泣いている理由」へと思考の焦点が切り替わるので、泣き声そのものに意識が向かなくなります。
赤ちゃんとその親と接する機会があると大分違う
これは対処法とは少し違いますが、子どもやその親と接する機会があれば、子どもと遊んだり、親と話したりしてみて欲しいと思います。
子どもが嫌いという人もいると思いますが、もし機会があればでいいんで。
子どもがかわいいと思えなくてもいいです。ただ自分にもこんな時があったんだなーと考えたり、自分が子どもだったとき、思い通りに行かなかったことについて考えてみたりして欲しいです。
自分が子どもを持ちたいと思えなくてもいいです。でも、子育て中の親がどんなことを考えているのか聞いてみてほしいです。
不寛容は、対象を別世界のものと捉えてしまうことで生じます。
全く知らないのと、ちょっと知っているでは大分気持ちに差が出るものだと思います。
さいごに
勘違いして欲しくないのは、子育て中だからなにしてもおっけーと、言っている訳ではないということです。
僕だって子どもがめっちゃ泣いてるのに、まったく子どもに目を向けずスマホいじってたり、大人同士で会話に夢中だったり、なにも悪いことをしていない子どもを親の都合で叱りつけ、さらに泣かせたりする親を見たらムカつきます。
そこは、今回話題となった記事の筆者と同じかもしれません。
正直クソが!って思います。
でもそんな親って少数だと思いますし、完璧を求めるのはあまりに酷です。
はたから見たら何もしてないように見えても、親はその時に出来るせいいっぱいをしていることだってあります。(と思います。子育てをしている、妹や知り合いを見て。)
心の中は周囲への申し訳なさや、焦りでいっぱいかもしれません。
子どもとその親に対して、周囲がもう少し寛容になっていければいいなと思います。
以上です。