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愛犬が脱走してしまった時の話。いざという時に慌てない迷い犬の探し方

 

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こんにちは。クアッドです。

 

 

数年前、我が家の愛犬(ボーダーコリー)が脱走しました。

後日無事見つかったのですが、見つかるまでの2週間あまりはとても不安な日々でした。そして、一人でさまよっていた愛犬に申し訳なかった。

今回は、そのときの捜索の様子を交えて、愛犬が脱走してしまった時の対応をまとめてみたいと思います。

 

 

 

 

①脱走時の状況を把握する。

犬がいない!逃げた!

となった時、まず始めに行うのは脱走時の状況の把握です。

確認するのは主に次の3つです。

 

 

1.逃げ出した理由、逃げていった方向

犬が逃げてしまう理由として、雷や花火などにびっくりして走り出してしまったということが多いです。この場合犬は一直線に長距離を移動し、落ち着いた時には自分がどこにいるのかわからないという状況になります。

何かに驚いて愛犬が走り出してしまった瞬間を、誰かが目撃していた場合、初動での捜索範囲を直線方向にある程度しぼることが出来ます。

 

逃げ出した瞬間を誰も見ていなかったとしても 、把握するべき情報はあります。

例えば、家の敷地内から愛犬が脱走した場合、敷地内に犬が通り抜けたり飛び越えたりできそうな場所はどこか、といった情報から捜索方向をしぼれる可能性があります。

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2.愛犬が逃げ出した時刻

聞き込みや、後述するポスター・チラシ作成時に必要な情報です。

気づかないうちに愛犬がいなくなったという場合、最後に見たのはいつかということを、家族内もしくは近所の人からの情報で、出来る限り正確にしておきましょう。

 

3.首輪の有無

同じく、聞き込みやポスター・チラシ作成時に必要です。

 

 

 

まず大事なのは1.です。これらのことを把握するのは当たり前に感じるかもしれません。しかし、いざその時になってみると、慌ててしまい闇雲に探すことになりがちです。

 

 

僕の場合

夕方ごろ、庭で愛犬にごはんをあげ、別のことをするために一度室内に戻りました。

その後すぐに、夕立が来て雷がなったため、慌てて庭に出ると愛犬がいなくなっていました。

庭の植木に一部、低くなっているところがあったため、雷に驚いて飛び越えていったのではないかと思います。

首輪はしていませんでした。

 

 

②まずは周辺の捜索

 

はじめに、周辺の捜索をします。

初動が早かった場合、この時点で見つかることも多いようです。

逃げていった方向が分かっている場合、まずはその方角を探します。

まずは散歩で移動する範囲を目安に探してみましょう。

 

いつまでも闇雲に探さない

心配で居ても立っても居られないの気持ちは分かりますが、行うべきことは他にもあります。

この時点で見つからなかった場合、ある程度で切り上げ次の手を打ちましょう。

 

僕の場合

かなり焦って、周辺を手当たり次第探しました。その後家族も加わり夜中まで探しましたが見つかりませんでした。

 

③交番、警察署、保健所への連絡

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すぐに、上記の3つに連絡します。

警察への連絡ですが、犬種によっては1日に5km以上移動することもあるので、隣の市や区へも連絡した方が良いようです。

保健所には保護してくれた方からの連絡があったり、愛犬が事故にあった場合運ばれてくることもあります。必ず連絡して、愛犬の特徴を伝えましょう。

 

保健所への連絡はその後も定期的に

残念なことに保健所によっては、しっかりと連絡が行われない場合があるので、その後見つからなかった場合は、2〜3日置きにこちらから連絡するようにして下さい。

 

僕の場合

慌てて探しまわったため、関係機関への連絡は翌日になりました。

 

④ポスター・チラシの作成

ポスター・チラシの作成は、いなくなった当日の夜には始めましょう。

そして翌日には貼ったり、配ったり出来るようにしましょう。

記載する情報

1.愛犬の名前、犬種

2.特徴が分かる写真

3.愛犬の特徴 性別、毛色、その他身体的特徴、性格、付けていた首輪など

4.いなくなった場所、日時、状況

5.連絡先

6.謝礼について

 

インターネット上に下記のようなテンプレートもあります。

【無料ダウンロード】そのまま使えるチラシ一覧|テンプレート、雛形、文例、フォーマット、サンプルは【書式の王様】

 

ポスターを貼る場所

ガソリンスタンド、スーパーやコンビニ 、動物病院、ペットショップ、公民館など人が多く集まる場所を中心に、思いつく限りの場所にお願いしてポスターを貼らせてもらいましょう。

高さは子どもも見えるように、大人の目線より低い方が良いようです。

 

僕の場合

初日は闇雲に探していたため、ポスター作成はいなくなって2日後以降になったと思います。

家族で手分けして、周辺のお店等を回りポスターを貼らせてもらえるようお願いしました。

ほとんどの場所で快くポスターを貼らせてもらえました。

動物病院のホームページにも掲載して頂いたり、チラシを給油客に配ると申し出てくれたガソリンスタンドの方もいました。不安のなか人の優しさがとてもありがたかったです。

手渡しでもチラシを配りました。

特に犬の散歩中の方は、毎日近所を歩いている上に、一人で歩き回る犬のことをよく覚えてくれている人が多いはずと考え、重点的に声をかけました。

 

新聞折り込み広告

ポスターを新聞折り込みで配る方法もあります。

配る範囲かなり細かく指定でき、広範囲に配ることが出来ます。

一世帯に届けば、家族全員の目に留まる可能性もあり効果的です。

費用は一枚あたり3.3円程度かかります。

 

僕の場合 

いなくなって、2週間弱経過した時点で新聞折り込みを使いました。

詳しい枚数は忘れてしまいましたが、枚数的に家のコピー機での印刷は不可能だったため、地元の印刷会社に依頼しました。

新聞販売所に連絡したところ、直接出来上がったチラシを、販売所に持ち込めばよいとのことでした。複数の販売所に持ち込み、連絡を待ちました

 

FacebookTwitterなどSNSを利用する 

アカウントを持っている場合利用すると良いでしょう。

当時僕はSNSアカウントを持っていなかったため、妹がFacebookに投稿しました。

数日後思わぬ人から、犬がいなくなったんでしょ大変だねと言われ、SNSの拡散力を実感しました。

 

 

その後どうなったのか

犬がいなくなってから、仕事に行く前、終わった後、愛犬を探しまわる日々が続きました。父、母、妹だけでなく、近所に住む祖父母も毎日探してくれました。

ポスターを貼ってから、数日していくつか情報が入りその情報を頼りに捜索するも、見つからない。

目撃情報から移動している方向は見当がついたのですが、思った以上に長距離を移動していたため、車を使いかなり広範囲を探すことになりました。

 

見つかると信じていましたが、事故に遭っていないか、お腹を空かせていないか、とにかく心配でした。

 

2週間が経つ頃、前述した通り、新聞の折り込み広告を使うことに。

 

販売所にチラシを持ち込んだ翌日、その日も僕は朝から車で探していました。その時、携帯に着信がありました。

保健所からの、同じ犬種の犬が近くの調剤薬局で保護されているという連絡でした。

 

その日は雨が降っていたため、愛犬はずぶ濡れでした。今まで聞いたことのないような、くーん、くーんという鳴き声をあげていました。

見つかってよかった!という思うと同時に申し訳なさがこみ上げて来て、僕はとにかく、ごめんねごめんねと言いました。

 

すぐに動物病院に連れて行ったところ、少し痩せてはいたものの身体に異常はありませんでした。

人懐っこい性格のなので、どこかで餌をもらっていたのかもしれません。

 

見つかった後にすること

まずは、動物病院に連れて行きましょう。元気に見えても、怪我や何らかの異常が見つかる可能性があります。

犬がいなくなった時点で、あらかじめ動物病院に連絡しておくと良いでしょう。

 

貼ったポスターの回収とお礼も、忘れずに行いましょう。

自分が思っている以上に気にかけてくれている、見知らぬ人がいるものです。

 

愛犬が迷子にならないために

基本的なことをしっかり

まず、呼んだらすぐ戻ってくるように日頃のしつけは大切です。

そして、柵・リードなど飛び出し予防はしっかりとしておく。

庭など敷地内であっても目をはなさないこと。当たり前のことですが、日々一緒に暮らしている中で、ついおろそかにしがちです。

あの日脱走が起きたのは、まさかそんなことはないだろうという、僕の甘い考えが招いたことです。

 

首輪・迷子札

わんちゃんには迷子札を付けましょう。あれ以来うちの子にも付けています。あの時も付けていれば、もっと早く見つけられていたのではと本当に思います。

 

 

 

 

まとめ

犬は動物です。時に予測もつかない行動をします。

もしものことはありえます。

そして、迷い犬を探す上では、落ち着いて、すばやく対応することが大切です。

 

 

この記事が、愛犬のもしもの事態について考えるきっかけになれば幸いです。